2000.09.10(52200km)

サイドブレーキの引き代を調整する

 それは、昨日のことだった。夕方、ちょっとハイペースで帰宅する途中で信号待ちしていたときのこと。何気なく左のサイドミラーを見たら、後ろの方から白煙が立ち上がっている。ムムム・・・。自分の後ろにいるのは、1999年型とおぼしき国産車。まず疑わしきは、マイZXである。考えられる原因はいろいろあるが、そういえば最近少し出足がよくないことを思い出した。というわけで、帰宅してジャッキアップしてみたら、見事に左後輪がロックしている。もちろんパーキングブレーキレバーは下ろしてある。で翌朝、リヤセンターコンソールを分解してサイドブレーキの引き代を調整することに。思い出してみたら、車検受けの時に、サイドブレーキレバーをキンキンに詰めてあったのだ。じゃ、それから今日までずっと?・・・



リヤセンターコンソールを留めているネジは3カ所。緑矢印の部分がそうだ。フロントはトルックスのT20の木ネジ。リヤは灰皿を取ると顔を出す、アタマ10ミリの6角ボルト。コンソールは、少しブレーキレバーをひいておいたほうが、干渉が少なくて分解しやすい。取り付けるときは、先にフロント側で位置決めしてから、リヤ側を締める。


ブレーキの引き代は、左右同時にTバーで調整できる。ボルトはアタマ13ミリ。ネジを締め込めば、引き代もきつく(つまりノッチ数が少なくなる)。逆にネジを緩めれば引き代は甘くなる。想像するよりも少ない回転数(あるいは角度)ネジを回すだけで、引き代の量は大幅に変化する。レバーの引き上げ3ノッチくらいからサイドブレーキが作動し始めるくらいがちょうどいいようだ。



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