2000.5.19(44070km)

プラグ交換と音対策

 5月17日にエンジンルームを洗車して以来気になっていたプラグを新品に交換することにした。ディーラーの整備手帳に記載されている適価プラグは、チャンピオンだとCN7CX、C7YCC、C9YCX、C9YCC、RC9YCC、RC10YCC 、ボッシュだとF6DCOR、F7DCOR、そのほかにエイカムのもラインアップがある。エイカムはあまり売っていないから候補から排除するとしても、ナンなんだ、このラインアップの広さは! チャンピオンは簡単に分けて7〜10の3つのヒートレンジが対応することになる。カーショップなどで入手しやすいものだけを取り出せば「9」番ということになるから、まそのあたりが妥当なのだろうけど。現在装着されているプラグの熱価(NGKの6)から考えても、ま、そのあたりかな、と。しかし、ヘインズによればプラグのエアギャップは8ミリとある。NGKを選ぶとしてもBCP6ES-11は違う。結局、昨日行ったキャロルで在庫していたBCP6ESを使うことにした。
 プラグ交換はフツーのクルマと同様に、コードを抜いて、プラグを抜き差しするだけ。コードの長さは、各気筒にきっちり合わされているから、再びプラグに差し込むときに順番を間違えるコトはなし。また、プラグの上に補記類やなんかのジャマものもないから、作業はとってもスピーディであった。いちいちエンジンのデコレーションカバーを外さないとできないXMとはエライ違い! 抵抗入りではないが、ラジオにノイズは入らなかった。
 交換後の印象は、60km/hくらいで流れる一般道を20キロほど走っただけだけど、2000回転からの低速トルクが厚くなった感じになっている。
 プラグ交換と同時に、タイミングベルトがカバーと擦れているのと、オルタネーターのベルト鳴き対策。タイミングベルトカバーは、手でちょっと位置をひねるとスレ音は止まる。さらに、カバーの上にフィッティングされているハーネスを揺すったり、クランプを緩めてもスレ音が変化する。そこで、カバーの取り付けボルト2個を少し緩めて、エンジンを回しながら位置を微調整して、音を消すことができた。カバーはけっこうショボイ作りなので、エンジン熱で変形する恐れもありそうだ。
 続く、オルタネーターのベルト鳴きは、テンションを強くして解決。ただし、よ〜く見たらいっしょに回っているパワステポンプのプーリーがフレている。たぶんベアリングだろうなぁ。ポンプは近々あぶないかもしれない。

プラグはBCP6ES、1本400円で合計1600円(キャロル価格)


締め込む6角部分は細身、ネジは従来と同じ太さという特殊な形状のプラグを使う

新旧プラグの比較。もちろん左が古いほう。中心電極は、古いほうは丸っこくなってしまっていた

古いプラグの焼け具合は良好。ちょっと白っぽいのはエアギャップが1.1ミリだからだろう

タイミングベルトカバーは下側の2本のネジで固定されている。見えている右はアタマ10ミリ、左の隠れているほうは、かなり見えにくいので手探りの作業になる。こっちはアタマ14ミリ

オルタネータのベルトは、初めに赤い矢印のボルトを少し(2回転ぐらい)緩めて、緑のボルトでテンションを調整。右回しでテンションは強く、左回しで弱くなる。調整後は赤矢印のボルトを元通り締め込む

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