kuru-mandahra
[罪と罰M]


98年8月04日の懺悔

バッテリー端子をちょっと直す

今日の歩み  74005km

1週間に3度もバッテリー上がりでJAFのお世話になるという、まあ元は取ったがご迷惑で不名誉な記録。車載バッテリーはちゃんと5時間で充電完了になるから、どうもリークの可能性もあり。昨日のプラグ交換のときに発見した端子の不良を改善して、ちょっと様子見。


なんと、ターミナル端子から出るハーネスの皮膜破け超緑青状態。銅線自体の内部抵抗は大増加していないだろうが、これでは鉛の端子と接触部分の導通はかなり悪化し充電が不十分でも不思議はない。来ているハーネスは太1細2の計3本。太いスターター行き端子はそのまま残して、細いオルタネータからの端子と電装品用を途中でカットして引き直すことにした。

引き直しは、ターミナルの締め込みボルトに丸形端子を共締めすることにした。スリーブ付きの丸形端子で、カーショップで入手できたのは、穴径6ミリパイと8ミリパイの2種。もちろんエーモンである。価格はどちらも5個、4個セット160円であった。ターミナルのボルトは6Mだから6ミリを使いたいのだけれど・・・。

ハーネスは外観から想像するに、5スケアはありそう。6ミリ穴は200W/12V2.0スケアまで。8ミリは480W/12V5.5スケアまで。ボルトとの遊びはワッシャで補うとして、8ミリ穴を使うことにした。ちなみに多くの端子には”5.5-8”という規格記号が刻印されている。サイズや定格を忘れてしまっても、ここを見れば判明するわけだ。

電工ペンチのストリッパーに合わせてみたら、ハーネスはぴったり5.5スケア(気持ちいいぴったり加減である)皮膜は4センチも切ったら新鮮な銅線が露出してきた。ちなみに、電工ペンチの裏面で引き抜くようにするのが正しい皮膜の剥き方。

丸形端子と銅線を圧着。圧着用部分の山を端子の割れ目に合わせると、平均して銅線をくわえてくれるのだ。

さてさて、スターター行きコードは、現状ではエアコンのリキッドタンクの腹に抱きついた状態で引かれていた。どうもショートの不安があるので、向こう側に回してみると、今度は高圧ホースと接触、さらにバッテリー押さえボルトの存在も気になる。どうにも始末がよろしくない・・・。

結局スターター行きは元に戻して、スパイラルコードでガード(コルゲートチューブは高くて買えないのだ)さらに自己誘着テープでシールドしておいた。ターミナル端子のカバーは先端をちょとカットして、ま、なんとか新しい引き回しは完成。で、今のところバッテリー上がりは起こっていない。


今日の工具

電工ペンチ、10ミリのスパナ


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